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「Real estate office」
設計概要
市内老舗不動産会社様が今回のクライアントとなる。
令和元年房総半島台風(台風第15号:ファクサイ)による甚大なる被害による建替えの計画であった。
立地場所は北条海岸を目の前としたベイサイドで国道沿いの視認性の高い不動産事務所を営むにはとても魅力的な好立地である。
海岸沿いの建築では穏やかな気候の下ばかりではなくで季節によって一変する特性や塩害について幾つも検討する事が重要でありかつ魅力的なデザイン、事務所のアクティビティが伝わるよう様々な観点からスタディを重ねる事となった。
配置計画は2方向道路に接道されているためその利用性や周辺地域に対する配慮と台風15号の被害を教訓とした強風への対策等が考慮されている。
建築についてはシンプルなファサードをコンセプトにアクティビティの感じる趣とし、インテリアはベイサイド語るにふさわしいビンテージ感を取り入れつつもシンプルに洗練したデザインを心掛けた仕上がりとなっている。
Wooden framework building and its construction method