Case:1 耐震改修工事/45Years' Old
当該物件は築45年の中古物件を購入したクライアントより依頼のあった物件である。当初の依頼は雨漏り相談といった一般的な相談だったが、構造(躯体)を確認時に問題が発覚した。2階床の水平レベルについてだ。原因は無理な間取りと架構(構造計画)による2階床梁のたわみが原因であった。更には耐力壁不足もありこの状態で住み続けるには危険であると判断したのがきっかけである。この様なレベルの住宅が多いとは言えないが昭和56年以前に建てられた建物についてはやはり注意が必要であると痛感させられた。そして早速この耐震改修工事のプロジェクトが始動した。希望は「安全かつ快適に住み続けられるをベースに明るく開放的で館山という街のリゾート感を感じる事が出来る計画が求められた。」スペイン瓦で統一された地中海の街並みにも似た南欧風のイメージに共感できる様インテリアや素材について統一する事でここに完成した。
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